お知らせ

2024.04.23
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開催概要・アクセス

 江戸時代に生まれ、現在でも日本のみならず世界中で愛され続けている「浮世絵」。よく知られているのは、多色摺木版画で数多く制作された色鮮やかな「錦絵」ですが、「肉筆浮世絵」は、錦絵とは異なり、浮世絵師が絹本や和紙に直接描いたものです。豪華な着物の文様や結髪の毛筋一本一本にいたるまで、精緻な筆致で描かれており、絵師の技量が発揮された、直筆ならではの貴重な一点ものです。
 本展では、光ミュージアム(岐阜県高山市)が所蔵する肉筆画コレクションのなかから111点を厳選し、葛飾北斎、歌川広重、溪斎英泉、歌川国芳、月岡芳年など各時代を代表する絵師に加え、京都や大坂の上方などで活躍した多彩な絵師たちの作品を通して、江戸時代中期から明治時代にわたる肉筆浮世絵の歴史的展開をご紹介します。肉筆浮世絵ならではの精緻にして華麗な美しさを、この機会にぜひご堪能ください。

会期
2024年 7月13日(土)〜9月23日(月)
開館時間
9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日
月曜日(ただし7/15、8/12、9/16、9/23は開館)、7/16(火)、8/13(火)、9/17(火)
会場

北海道立函館美術館 〒040-0001 函館市五稜郭町37-6 TEL.0138-56-6311

交通案内

市電:「五稜郭公園前」下車→徒歩約7分
バス:「五稜郭公園入口」「芸術ホール前」「五稜郭病院前」 「五稜郭」下車→徒歩3~7分
タクシー:JR函館駅より約10分/函館空港より約20分
駐車場:函館市芸術ホール駐車場をお使いいただけます。
※函館美術館ご利用の方は駐車場料金が2時間まで無料です。

主催
北海道立函館美術館、北海道新聞社、函館市教育委員会、肉筆浮世絵の世界展実行委員会
後援
函館市、NHK函館放送局、FMいるか
協力
北海道旅客鉄道株式会社函館支社、五稜郭タワー株式会社
特別協力
光ミュージアム
監修
鈴木浩平(美術史家)、故・永田生慈(美術史家・北斎研究家)
企画協力
アートシステム

チケット情報

観覧料

当日料金前売、団体料金
一般1,300円1,100円
高大生800円600円
中学生500円400円

*団体料金は10名以上。小学生以下無料(要保護者同伴)
*リピーター割引、親子割引など、お得な料金もあります。詳細は、函館美術館までお問い合わせください。

前売券販売所(7月12日まで)

  • ・北海道立函館美術館
  • ・ローソンチケット(Lコード: 11458)
  • ・セブンチケット(セブンコード: 104-994)
  • ・チケットぴあ(Pコード: 686-893)
  • ・セイコーマート(セコマコード: D24071301)
  • ・札幌市内道新プレイガイド
  • 道新プレイガイドオンラインストア
  • ほか

※7月13日以降、ローソンチケット、セブンチケット、チケットぴあ、道新プレイガイドオンラインストア、セイコーマートでは当日券を販売します。

作品紹介

溪斎英泉《立ち美人》
文政年間(1818〜1830)

葛飾北斎《日 龍 月》
寛政12〜文化5年(1800〜1808)

鳥園斎栄深、島君山《円窓の三美人》(部分)
寛政年間(1789〜1801)

関連事業

美術講演会「肉筆浮世絵にみる美人画の魅力」

日時:7月13日(土) 10:30~(約90分)

講師:鈴木浩平氏(美術史家、本展監修者)

聴講無料(要観覧券)、当日受付

ワークショップ
『あなたのおもう「アイドル」を漫画表現で描いてみよう』

日時:8月3日(土) 13:00~(約120分)

講師:月村朝子氏(画家、絵画講師)

定員:20人(小学生以上)

参加料:300円(材料実費)+展覧会観覧料

申し込みは7月13日から電話で函館美術館(0138-56-6311) へ。先着順。

「落語と浮世絵 江戸の粋を競う」

日時:9月7日(土) ①11:00〜、②14:00〜(各約50分、完全入替制)

出演:柳家やなぎ

定員:①②各60人

料金:1,000円+展覧会観覧料

チケットは道立函館美術館、道新プレイガイドと道新プレイガイドオンラインストアで5月8日(水)から販売。

柳家やなぎ

担当学芸員による見どころ解説

日時:7月27日(土)、9月14日(土) 各回14:00~(約60分)

講師:当館学芸員

聴講無料(要観覧券)、当日受付

会場:いずれも道立函館美術館講堂

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