みどころ・作品紹介Highlight

大河ナイルの惠みに育まれ、3000年もの長きにわたった古代エジプト文明。30にもおよぶ王朝が交替して栄え、壮麗豊潤な独自の文化が花開きます。神々をあがめ、永遠の生命を望み、来世での復活再生を信じたエジプトの人々は、神殿や墳墓に独特の象形文字や彫像、レリーフ、また呪術的な装飾品や人形、豪華なミイラ棺などを奉納、副葬しました。それら出土品のすぐれた造形は、古代エジプトの美と永遠の世界を私たちに伝えます。
※展示内容が変更になる場合があります。

ミイラの神秘 
迫力展示!

ネコのミイラの画像

猫のミイラ(部分)

パネシィの外棺の画像

パネシィの外棺(部分)

ハルレムのミイラの画像

ハレレムのミイラ(部分)

生と死、神々、
宝飾、呪物―。

木棺用の象眼の眼の画像

木棺用の象眼の眼

パウティのピラミディオンの画像

王の書記パウティのピラミディオン

サソリの画像

サソリ

パディコンスの『死者の書』の画像

パディコンスの『死者の書』

ツタンカーメン王の倚像

ツタンカーメン王の倚像

最新科学技術で解明―ミイラの秘密!

ミイラのCTスキャンの様子

2019年7月11日にアムステルダム・メディカル・センターで行われたミイラのCTスキャンの様子

今回、本展に出品されるミイラのなかから、人間のミイラ3体と動物のミイラ1体のCTスキャン調査を行いました。その最新技術での解析結果がCG映像等で世界初公開となります。

これまでになかった
エジプト展!

きわめて充実したエジプト・コレクションを誇るオランダのライデン国立古代博物館から、人のミイラ、動物のミイラや10数点の棺などを含む約250点を厳選し、最新科学技術による解析も踏まえて紹介します。

杯の画像

護符とビーズの首飾の倚像

護符とビーズの首飾り

うろこを持った成体のナイルワニのミイラの画像

ワニのミイラ

いま明かされる、
永遠の秘密。

アメンへテプ・フイの方形座像の画像

アメンへテプ・フイの方形座像

モンチュウ神の像の倚像の画像

モンチュウ神の像

栄華、壮麗、永遠―。

ホルの石碑の画像

ホルの碑

金彩のミイラマスクの画像

金彩のミイラマスク

ライデン国立古代博物館

ライデン国立古代博物館の画像

オランダ王国初代国王ウィレム1世によって1818年に設立。総数約20万点(2018年末現在) のコレクションを有し、なかでもエジプト・コレクションは約2万5千点という、ヨーロッパ屈指の量と質を誇る。60年以上にわたってエジプトでの発掘調査を続け、世界をリードする研究も多く進めている。ライデンはオランダにある同国最古の大学都市。