歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(部分)
歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」(部分)
江戸の庶民芸術として国際的にも高く評価されている浮世絵。美人画、役者絵、風景画という3大ジャンルがよく知られていますが、江戸のゆたかな出版文化の一角を担った浮世絵の世界は、これらに限りません。本展は、遊び心ある造形を見せる多様な浮世絵に注目し、それらを特色別に「寄せ絵」「判じ絵」「組上絵」などに分類しながら、機知とユーモアにあふれた「遊び絵」として総合的に紹介する展覧会です。
会場では、これまであまり紹介されてこなかった遊び絵を鑑賞してもらうとともに、絵が表す言葉や意味を読み解き、背景にある江戸庶民の生活や流行、時事情報、さらには風刺の精神などに迫ります。また、影絵や判じ絵などの楽しみ方を体験できるコーナーを設け、見て、読んで、触れて、幅広い年齢層の方々に江戸庶民の遊び心を楽しんでいただける展覧会です。
展示されている「おもちゃ絵」で遊んでみよう
ことばを絵であらわす「判じ絵」を、身近なまちの名前で作ってみよう
浮世絵について、より深く学べるコーナーです
当館フリーアートルームにて
入場無料
浮世絵ってどうやってつくるの?しくみがわかると、もっと遊び絵を楽しめる!
4月28日(日)10:00~16:00の間、ご自由に体験できます。
当館ロビーにて
参加無料 申込不要
講師:釧路版画協会
4月13日(土)、30日(火・祝)
5月18日(土)
6月1日(土)、15日(土)、16日(日)
14:00~(約15分)親子向け遊び絵のおもしろさを、楽しく、やさしくお伝えします。
15:00~(約30分)大人向け時代背景や活躍した絵師のことなど、踏み込んだ内容についてもお話しします。
当館展示室にて
要観覧券 申込不要