開催決定!
相原求一朗の作品解説や鑑賞のポイント、人物像などを交えてお話しします。
※相原求一朗の軌跡展の観覧券が必要となります。
北海道の自然を描き続けた画家・相原求一朗(1918-99)の生誕100年にあたる2018年、および歿後20年となる2019年を記念し、その画業を紹介します。
1918(大正7)年、川越の商家に長男として生まれた相原は、家業を継ぐため一旦は美術の道を諦めました。戦時中は、兵役により多感な青春期に重なる4年半を満州の広大で荒涼とした大地の中で過ごします。
戦後、モダニズムの画家・猪熊弦一郎に師事したことで画家への道が開かれると、経営者を続けながらも、新制作協会を拠点に画業を成熟させてゆきます。そして、原風景というべき満州の情景を彷彿とさせる北海道の原野に出会ったことで、相原の才能は覚醒するのです。
本展では、相原の約50年にわたる画業を、初期から絶筆までの代表作約80点に愛すべき小品を加えながら、大体的に回顧します。心を揺さぶられる厳しい北海道の大自然を、モノクロームの色調ながら詩情豊かに描く相原芸術の神髄をどうぞご堪能ください。
1950(昭和25)年 相原求一朗美術館
1963(昭和38)年 相原求一朗美術館
1978(昭和53)年 相原求一朗美術館
1971(昭和46)年 相原求一朗美術館
1977(昭和52)年 北海道立近代美術館
1983(昭和58)年 相原求一朗美術館
1992(平成4)年 相原求一朗美術館
1996(平成8)年 相原求一朗美術館
1998(平成10)年 相原求一朗美術館